バーゲンぐるり2020AW
いつもサザンクロスをお引き立ていただきありがとうございます。
この原稿を書いている11月13日 店内はいつもと変わらず商品が充実しています。
今年は秋物の仕入れを、控えたため、冬物が例年に増して充実している感じです。
こんなに厳しい年なのに、よくこれだけの商品が集められたなと密かに自画自賛しております。
厳しさばかりが取り沙汰されているアパレル業界ですがウチの取引先はなかなか元気で戦っています。
サザンクロスは「より良い商品をより良いタイミングで適正価格でお届けしたい 」「洋服を通じて皆様に楽しいワクワク感をお届けしたい」と言う一心で仕入れをしております。
正直言ってセールが始まる今?のタイミングで世の中がどんな感じになっているのか
予測ができません。
でも、今年ばかりは仕入れを控えていては、絶対に
ものが不足すると思っていました。
ましてや、良いものは全国的に早い者勝ちとなります。
若いバイヤーには強気で仕入れるように指示をし続けました。
厳しい状況で、仕入することが自分たちの血となり肉となる→経験の積み重ねとなるに違いない。と確信しています。
その甲斐があってか、メーカーとの交渉も回を重ねるに連れて精度が上がってきています。
私だとどうしても今までのしがらみで仕入れしてしまうものや過去の成功例が思い出されて仕入過ぎてしまう事が多々あるのですが、思いの外シビア―に吟味しています。
良くメーカーの担当者とも話すのですが、私の場合はあまりにも仕入れをした回数が多く失敗に対しても無頓着になってしまっているところがあり、その点若いバイヤーは身に染みて新鮮な反省と果敢な挑戦を繰り返しています。
商品を仕入れなければ、商売にならないし、仕入れすぎれば残ってしまうし、この加減が永遠にむずかしい、、、、
今年は、何もかもが普通でなく、皆様も大変な状況の方も多いことでしょう。
バーゲンのDMにあて名シールを張りながら、スタッフが○○さん元気かなぁ~と話しています。
このコロナも過ぎてしまえば
「あの時は大変だったねぇー」と話せる日を信じて、愚直に自分の仕事を続けていきたいと最近は強く思います。
日々の情勢を注意深く捉えながら仕入れを心がけていきたいと思います。
もし洋服が必要ならば是非サザンクロスを思い出し立ち寄っていただけると大変うれしく思います。
では、よろしくお願いいたします。
ぐるり 代表 島田浩一
コラム
洋服を1軍2軍三郡に分ける
先日、NHKのあさイチで着こなし術の特集をやっていたのですが、面白かったので少しお話しさせてください。それはクローゼットを1軍2軍3軍に分けると言う内容でした。
ご覧になられた方も多いことと思いますが、
1軍は好きでよく着る服。
2軍は好きだけど着ていない服。
3軍は好きじゃないけどよく着る服。
と言うものでした。
ポイントは
1軍として選ばれた服の中でコーディネートをして
1軍のコーディネートで必要なものがあれば2軍や3軍の中から昇格しても良いと言う内容でした。
私が注目したのは1軍として選抜された洋服を、さらに生かすために
シーズン毎に1軍のコーディネートを更に活かす単品を買い足せば良いと言う話でした。
この発想はサザンクロスの品揃えの原点ともいうべき発想で、各メーカーの選りすぐりの単品は合わせやすさや、全体を引き立たせる。相互に引き立てあうものを中心にセレクトしています。
その結果として、サザンクロスの服は
『出番が多い』 『長年にわたり着続けられる』 『失敗が少ない(またはない)』
『ついつい手に取って着ちゃう!』
と言われます。
他にも
『素材が長持ちする。』
『ブランドで継続してコーディネートしていきながらも単品ブランドで合わせられる』
とか
『かなり前に買った服だけど今年は、新しく買った○○と合わせて復活した』
とか、聞きます。
お客様おひとりおひとりが好きでよく着てくださっているのだなぁと
サザンクロスとして、【好き】のコンセプトが、ぶれない事が肝だなぁと思います。
洋服選びに【好きな】が一番大事なことも改めて思い、嬉しかったです。
皆様、新しい1軍メンバーのスカウトにお越し下さい。