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ロジエの春物大量入荷フェア

「ロジエを着ると”サザンクロスっぽくなる” 」

「コーディネートには欠かせない」

そうおっしゃっていただけることが多い

Southern Crossの大人気メーカーロジエ

そんなロジエが春物大量入荷で

2024年の春1番スタートです🌼

本日は、ロジエ(会社名インブリード)との思い出を社長にインタビュー!

皆さんもなかなか知らないかもしれないお話も色々飛び出しました^_^

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私が商売を始めたのは26歳のころ。

まだ、右も左もわからない、メーカーの取り扱いも少なかった私が訪れたのは

千駄ヶ谷小学校に程近い場所にある、ある展示場でした。

「こんなに狭いのか…?」

当時、東京は地代が高い事はわかっていたけどそれは余りに狭いスペース。

期待と不安がちょうど半分半分、胸を膨らましながら足を踏み入れたその展示場には

クセの強いトロピカルカラーのやたらと長めのスカートがあったのを鮮明に覚えています。

メンズライクな風合いと異素材使い。

インポートを思わすような独特なヨーロピアンなテイストなデザイン。

やたらとポエムっぽい格好をつけた商品紹介の文章。

まるでヨーロッパの小さなアトリエに足を踏み入れたような独特の世界観がそこにはありました。

これがサザンクロスとインブリードとの出会いでした。


インブリードで突出した思い出は、

トラッドの大流行の時の紺ブレではないかと思われます。

仕立てが本格的なメンズ仕立てのジャケット。49,000円と少し割高だったけれどその金額に負けない素晴らしい仕立てで多くのお客様の指示を受けました。

あとは、レザーコートも高級感漂う逸品が多く展開しましたね。

ボディコンが終わって、トラッドカジュアルが大流行した頃は水をえた魚の様にマウンテンパーカーが大流行りしました。

コレクションで50000円位のコートもびっくりするくらい発注しました。

私それ買った!なんでお客様もいらっしゃるのではないでしょうか?

ロジエは、今では赤茶のROSIER のタグで皆さんに親しまれていますが、

実は

出世魚の如くネーミングが変わるのもインブリードの特徴です。

セットモーム→インナワー→ラストノート→ジェネリック→インブリード→ロジェ→バラ

思い出すだけでもとにかく色々名前が変わっています。

ただ、その芯の部分には、「トラッドとモードの融合」というコンセプトを頑なに持ち続けており、

大きなコンセプトは変えずにしなやかに変化する様は他のメーカーにはみられない特長だと思います。

時代に合わせて自分たちの立ち位置を再定義し続ける。

コレクション毎に飽きさせない提案をしてくれた、そのインブリードの”ものづくりへのこだわり”こそが、太く長く付き合えた要因に他ならないと思います。

毎回、作り続けている異素材を組み合わせることが得意で主に、革を組み合わせるジャケットなどは絶品です。

「いつも奥にあるちょっと変わったデザインのブランドね」
そんな印象を持たれている方もいらっしゃるかもしれませんが一度袖を投資てみてください。

これからもそんな世界観を持つインブリードが

どんな”作品”を作ってくるのか楽しみがつきません。